かなり前になるが、質流れ品を販売している会場でかっこいい腕時計を見つけたので購入した。
メーカー名なんか見もせずに買ったのだが、安かったのでたぶんバッタもんだったと思う。
文字盤が深い青で時刻の目盛りは金メッキだった。
それを身につけて仕事に出かけていたが、しばらく経って腕時計のしているところが痒くなってきた。
すると腕時計の裏が触れるあたりがかぶれている。
いままでの腕時計でこんなことになったことがない。
痒いので腕時計を外していると治っていく。
また腕時計をすると痒くなる。
もしかして金属アレルギーなのか?
しかし、今までの腕時計ではこんなことにならないのになぜ?
今までしてきた腕時計はセイコーが多かったのだが、腕時計本体の材質は今となっては何かは不明です。
腕時計の材質で多いのはステンレスですが、ステンレスはとても種類が多いという。
そしてステンレスは金属アレルギーを起こしやすいという。
流し台に使われているステンレスはSUS304と呼ばれる普及品だが錆に強いものだが、あまり時計には使われないという。
金属アレルギーを起こしにくいステンレスとしてはSUS316Lが時計に多く使われているという。
ロレックスは更に上級ステンレスのSUS904Lを採用しているらしい。
また高級素材のチタンが金属アレルギーを起こしにくいのでセイコーの高級腕時計に使われている。
こうしてみると自分が買った腕時計は安物のステンレス製だったため金属アレルギーを起こしたのだと思う。
安物買いの銭失いの例であった。
今持っている腕時計の裏はプラスチックなのでアレルギーの心配はないが厚くて重いからあまりしなくなった。